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ゆめみ誕生秘話
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時は1995年、現・代表取締役社長 深田はまだ大学1年生、18歳だった。

この年、Windows95が販売され、彼は、初めてインターネットに触れることとなる。
深田―「その時の驚きは、いまだ忘れられません。これからのインターネットの可能性に無限の広がりを感じ、私自身もこの世界にこれから関わっていきたいと思いました。こんな便利なものを、みんながもっと使えるようになれば世の中は大きく変わる。そう確信しました」

そして1999年、ゆめみの誕生のきっかけとなることが起こる。

深田は大学院1年生の夏、研究室の教授の紹介でシリコンバレーに約3か月、インターンとして渡米。そこで自身と同年齢の若い人たちが、自分たちの力で起業し、インターネットビジネスに取り組んでいる姿を目の当たりにした。

深田-
「我々も何かできることがあるんじゃないか?そんなジレンマに襲われました」

焦りと衝撃を胸に帰国すると、日本でもベンチャーブームに火が点き始めていた。
京都大学大学院の情報研究科で一緒に学んでいた仲間の中田、片岡と共に、多くのインターネット起業家たちと出会い、ビジネス交流会などにも参加。3人もその潮流のなか、起業への夢が膨らんでいった。しかし一方、目指す方向性に疑問を感じていた。

深田-
「インターネットを多くの人に使ってほしい。しかし、時間、場所といった環境に制限されるパソコンを使って果たして本当に皆が便利になるのだろうか?疑問を感じていました。そこで私たちは携帯電話に着目した。1人が1台、気軽に持ち歩け、インターネットサービスということを意識させないのが携帯。こちらの分野で、自分たちのサービスを作り出したい、そんな思いで起業を決意したんです」

2000年1月、ゆめみ誕生。

創業メンバーの3人は、深田の実家の隣の空き家の一部屋を父に頼みこみ、オフィスを構えた。実家に来ていたCATVの回線を利用して、その空き家まで数十メートルのLANケーブルを引き、作業場のような空間でパソコンに向かう日々。3人とも一睡もせずに働く日もざらではなかった。
しかし誰もが、それを辛いとは微塵も感じていなかった。
自分たちの技術で、今までにない何か面白いモノをつくれるんじゃないか?と常に考えていた3人。ゆめみはその夢の延長線。彼らにとって好きなことをやれる楽しい時間がスタートしたばかりだった。